鳶職人

鳶とは建物を建てる際、足場を組み、基礎をつくり、大工の墨付け通りに組み立てていく職人を言う。

屋根が出来るまでの仕事。

土に汚れるから泥はつきもの。太陽に当たり続けた体は真っ黒。

だけど本当にかっこよかった。

鳶のお頭はとても厳しい人だけど、若い衆は誰も辞めない。

人情味溢れる人だから付いてくるのだろう。

「自分たちが、一番汚い仕事をしているから人の辛さがわかる。よく気がつく人たちだ。」

師匠がそう言っていた。

鳶さんが巻いているこの手ぬぐい

これは鳶がどこかの現場に応援に行ったりした際、お世話になったお礼に相手の鳶さんからもらうもの。

昔からその地域にはその地域の鳶がいて、みんなあだ名のような通称を持っている。

その屋号が描かれた色とりどりの手ぬぐい。

鳶の誇り。絆のしるし。