はっぴーウェディングバウハウス

7月18日。バウハウス高円寺にて。

この日静かにしあわせに、ちいさな結婚式を挙げました。

旦那さんは初代バウハウス高円寺の住人。

奥さんもこの家に遊びにきたりして、バウハウスの住人とはなかよし。

とってもお似合いでほのぼのはっぴーなふたりのために、

みんなが出会ったこの家で手づくり結婚式を挙げたのです。

高円寺の住人の力作手料理の数々。

緊張気味の神父 ↓

ややふざけた衣装のこの男ですが、本番はなぜか号泣で新郎と抱擁をかわす一幕も。

会場もちょこっと飾り付けしてすてきな教会になりました。

この家を出たあともこうやってつながっている。

ここに住んで得たおおきな財産があります。

いつでももどってこれるような、そんな仲間ができました。

わたしもそうです。

ほんとうの家族でもなく、友だちというのも何か違う。

ともに暮らしたというトクベツな新カテゴリー。

ときには腹のたつことがあったって、気に入らないところが見えたって、

一緒に暮らしているんだからそりゃ当たり前なわけで。

それがシェアハウス。

ひとりが自由で気楽で一番いい

そう言われちゃったら何も言えないのだけれども。

気に入らない人とはつきあわない。

おとなになると、仕事以外ではそれを自由にコントロールできる。

おとなは自分でお金を稼いで自分で行動を決められるのだから。

でもそれじゃあちょっと人生、味気ない。

この家でたのしく暮らしたいと思うからこそ

面と向かって言わなければいけないときもある。

その人を切り捨てたくないから。

それはわずらわしい他人とのつきあいではあるけれども、

それだけたいせつな存在だから言うのであって。

それがシェアする価値かもしれません。

ひとと真剣につきあうことをおろそかにしないでほしいと思います。

その先に絶対切れない絆が生まれることがありますゆえ。

たにぐち