所長の源流
気が付けば9月。ちょっとご無沙汰してしまいました。。
先日なんじゃもんじゃハウスのブログにて、バウハウス横浜のオープンが延びましたというお知らせをしましたが、楽しみにお待ちいただいているみなさま、ごめんなさい。
ここのところ、飲食店の急な移転の話などがあり、現場が立て込んでおります。。
バウハウスの紹介で、「飲食店舗の設計で培ったデザイン力」ということを謳っておりますが、じつは大関商品研究所、これまで10数店舗の飲食店のデザイン・施工から運営までをしてきました。あまり知られてないのですが。
その中のひとつ、鉄板焼とワインのお店「黒鉄(くろがね)」が現在店舗移転中なのです。
今日はちょっとお店ネタから。
「黒鉄」移転前。カウンターに面したソファでお肉などを焼いているところが見れます♪
このカウンター越しの壁って何でできていると思います?
じつは、古い柱なんです。
解体された民家の古材を利用して、ただの板や塗装ではできない、味のある壁に仕上がります。
そしてこれを解体して、移転先の店舗では外壁として再利用。
こうなりました。(まだ工事中)
さすが所長、頭が柔軟です。使えるものは全部使う。
タダに限りなく近いものを好みます。ケチだなんて言っちゃいけません。
移転後のオープンは9月下旬です(もうすぐ)!
三田・田町を訪れた際はぜひお立ち寄りください。
ワインとともにいただく鉄板で焼いた美味しいお肉や海鮮が待ってます♪
おなじく、三田エリアにあるワインとタパスのお店「地中海」。
ここは、私がシェアハウス「ニジノワムラ浅草」をつくるときに参考にしたお店。異国籍な感じが「バウハウス南千住」の雰囲気ともちょっと似ているかもしれない。
「家カフェ」風な内装。逆にこれがシェアハウスの内装になった場合、「家がカフェ風」になる。
店に家の要素があると、落ち着く。家に店のエッセンスがあると、楽しい。
どちらも心をくすぐられる絶妙な感覚。おもしろいですね。
こちらも同じエリアにある和食と全国の銘酒の店「まんまや」。
古民家の雰囲気っていうか、もともと戦前の一軒家。
大家族があたりまえだった時代の大きな家で、『千と千尋の神隠し』の湯屋のようだとも言われます。
こういったお店を10数年前に自分でデザインし、自らの手で施工し、運営を始めた大関所長。
飲食店運営には苦労がたくさんあったと聞きます。
そしてこれが源流となって、古民家をリノベーションするノウハウが蓄積され、シェアハウス「バウハウス」シリーズができました。
人に歴史あり。ですなぁ。
カナコ