だめだめ現場監督
わたしは今この新店舗の施行現場において、現場監督です。
自分で描いた至らない図面をもとに、電気屋さんに照明の位置を伝え、
水道屋さんにトイレと厨房に入る器具の詳細を聞かれ、
不動産屋さんに外壁を通るダクト(厨房からの排気を外に出す管みたいなやつ)
コレ↓(シルバーの角張った方)
が建物の境界線を超えていると迫られたりで毎日てんやわんやです。
コンパネ(12ミリのベニヤ板)や石膏ボード、いーにっさん(1寸2分×1寸3分の材木)
などの構造材料を材木屋さんにお願いしたり。
給湯器、トイレの便器、手洗い器、タイル、建具を手配したり、
今週からは左官、タイルもようやく着手。
今までは材料を誰かが用意してくれて、
「さあ、このしっくいを塗ってね」
「このタイルをここに使いましょう」
「ここにボードを貼ってね」
と、すべて与えられたものでした。
でも今回は違う。
自分で決めなければ完成しない。
誰も用意してくれない。
そこに使う材料を自分で決定して
手配しなければいつまでたっても進まない。
師匠は助けてくれます。
わたしの図面をみて、つけ柱が何本必要か、腰見切りの高さはいくつか・・・
「図面ではこうなっているから」
といって材料を手配するよう教えてくれます。
わたしは焦ります。
そうか、こんな図面でも師匠は設計図という目で見ている。
ここに描いたことはほぼ間違いなく現実になってしまう。
本当にこの位置につけ柱がきていいのか?
この窓では低いのではないか?
もっとよく考えた方がいいかな。。
でも現場は着々と進んでしまいます。
待ってくれない。
段取り命の現場では、図面さえあれば大工さんたちがおのおのの
仕事に取りかかるのです。
もちろん監督が指示を出さなければいけないのだけれども
だめだめ現場監督は逆に質問されてばかり。
「ここは具体的にどうするんだ」
と聞かれて
もごもご。
自分の頭に完成図が入ってないから
ひとつひとつ答えにもたつく。
これはみーんな社長が一人でしてきたこと。
でも社長は腰が痛いからもうやりたくないってさ。
だからわたしは早くいっぱいできるようにならないといけない。
嗚呼、今日も一日だめだめでした。
あしたはもうちょっとマシな監督になろう。
そう毎日思うけど、
やっぱり今日もだめだめでした。
でも今日はいい日でした。
あの毎度おなじみ、鈴木タダオさんです。












